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 四方を海と川に囲まれた千葉県の中にあり、低い山々が連なる房総丘陵がその大半を占める「中房総」と呼ばれる地域は、市原市、茂原市、長柄町、長南町、睦沢町、一宮町、いすみ市、御宿町、勝浦市、大多喜町で構成されています。

 この一帯は手つかずの自然が多く残るところで、山には猿や鹿などの野生動物が生息し、その傍には牧歌的な暮らしを送る人々が作り出した長閑な風景が広がります。

 

 房総半島という温暖な地域でありながらも、一月、二月の朝晩の冷え込みはきつく、霜柱が立ち氷柱が下がることも珍しくありません。雪が降り始めると数十㎝も積もることさえあります。

 朝の冷え込みが幾分緩まると、牛久から養老渓谷にかけての線路沿いには菜の花が咲き誇り、さらに月日が進むと桜が咲き始め、春風にはためく菜の花の黄色と満開の淡い桜の色が中房総を明るく彩ります。

 初夏には養老川の上流付近では、蛍の仄かで淡い緑色の光が飛び交かう幻想的な風景に出会えます。八月のお盆のころには、ペルセウス座流星群が光の糸を曳く様子を、瞬く満天の星空のなかに見ることができます。

 空気の中にひんやりとした流れを感じ、雑木林で蔦を這わせていたアケビが薄紫の柔らかな果皮を割ると秋が来たことを実感します。しかし中房総の紅葉は関東の中でも比較的遅く、渓谷の木々に朱みが差し見頃になるのは、だいぶ肌寒くなってきた十二月を過ぎた頃です。

 自然の中にある様々な出来事、四季折々の変化と虫や鳥、動物たちの声、心温かな人々の暮らす牧歌的な風景、それらがこの中房総の最大の魅力であり、「豊かさ」のかたちの一つであるように思います。

「一房総味」はそんな「中房総」の地から、心や暮らしの豊かさに繋がるものだけを皆様にお届けしていきたいと考えています。

外房 部原海岸